6月は各地で梅雨入りになる時期ですね。
湿度が高いとジトジトして不快ですし、
天気がすっきりしない日が続くと、
洗濯物も乾きにくいですよね。
洗濯物が乾かないだけでなく、
濡れた靴を乾かすのも悩みどころではないですか?
いろいろな靴の乾かし方について調べたり、
実際に布団乾燥機で靴乾燥をしたりしてみました。
梅雨に靴を乾かす方法って知ってた?
濡れた靴を乾かす方法って、調べて見るといくつかありました。
- ベランダ干し
- エアコンで除湿をした部屋に干す
- 新聞紙を丸めて入れておく
- ドライヤーで乾かす
- 靴専用の乾燥機を利用する
- 布団乾燥機を利用する
などですね。
ベランダで日陰干しは梅雨の時期は乾きにくいですね。
一日干しても、中を触ってみたら乾いていないこともあります。
エアコンで除湿した部屋に部屋干しするのは、外で干すよりはいいですが、しっかり乾くには時間がかかります。
靴を乾かすためだけに除湿でエアコンをつけるとなると、あまり効率的な感じではないですね。
新聞紙を丸めて入れておくのは、簡単にできて、しっかり新聞が湿り気を吸っています。
夜、濡れた靴に新聞紙を丸めて入れておくと、翌朝、新聞紙は湿り気を吸って柔らかくなっていました。
ですので、新聞紙でちゃんと乾かそうとすると、様子を見ながら、途中で新聞紙を取り換える必要も濡れ方によってはありますね。
ただ、新聞紙を丸めて入れておくのと、何もしないで放置しているのとではだいぶ違いがあります。
何もしなかった場合、翌朝、靴の中はまだ湿っていて不快でしたが、新聞紙を詰めていたときは、翌朝に靴を履いた時に湿っているっていう感じはあまりなかったです。
新聞紙を丸めて詰めておくのは、即効性は期待できませんが、簡単でおすすめの一つではありますよ。
他にも新聞紙を使った湿気取りについては、こちらからご覧になれます。
⇒【部屋干しの臭いを取る方法 扇風機の当て方 除湿機での干し方】
ドライヤーで乾かすと、手早く乾きますが、意外にドライヤーの温風って間近では熱いですから、靴の素材によっては靴が傷むのではないかと心配もあります。
ドライヤーの場合、つけっぱなしで放っておくということにもいきません。
靴専用の乾燥機はネット通販とかで見てみると、いろいろありますね。
価格は3,000円~4,000円前後のものが多いですね。
靴専用だけあって革靴などのデリケートな靴にも対応したモード選択も機種によってはできます。
天気を問わず、頻繁に靴乾燥をするつもりなら靴専用の乾燥機もいいですね。
布団乾燥機にも靴乾燥機能がついたものがあります。
あくまで、布団乾燥がメインですので、コンパクト感とかでは、靴専用の乾燥機に軍配が上がるのは仕方ないですよね。
我が家の布団乾燥機にも靴乾燥機能がありますので、実際にご紹介していきます。
日立の布団乾燥機のアタッチメントを検証してみた
布団乾燥機は日立の「アッとドライ」で、型式はHFK-VH1000です。
この布団乾燥機には、もともとくつ乾燥アタッチメントが1個付属品でついています。
靴を乾燥させる場合、玄関まで布団乾燥機を持ち運ぶわけですが、本体の大きさとか気になるかも知れないですね。
正確な寸法は
- (幅)28.3cm
- (奥行)21.7cm
- (高さ)33.8cm
ですが、いまいちピンとこないかも…
ノートの定番サイズ、B5のノートを置いてみるとこんな感じです。
そんなに大きすぎるってことはないですよ。
あと、持ち運びのときはハンドルの部分がありますし、重さも約4.3kgですから持ち運びは楽です。
組み立てといっても、まず、ふたを開いて、中に収納してあるホースを取り出します。
次に、ホースを伸ばして、くつ乾燥アタッチメントをホースの先に接続するだけです。
接続できたら、くつ乾燥アタッチメントを靴に差し込みます。
これで準備は出来ました。
あと、本体はタテ置きでもヨコ置きでも使えますが、ヨコ置きすると便利ですよ。
くつ乾燥アタッチメントは使用しないときに、本体内部に収納できなくもないのですが、少し窮屈ではあります。
本来の布団乾燥をするたびに、くつ乾燥アタッチメントを本体内部から取り出したりしまったりするのが面倒なら、くつ乾燥アタッチメントは玄関の下駄箱とか分かりやすいところに別にしまっておくといいですよ。
靴乾燥だから下駄箱にとか、関連付けてしまっておくといいですよね。
どこにでも置いておくと、私とかはすぐに失くしてしまいそうですし…
ここまでが、くつ乾燥アタッチメントをセットするところまででした。
慣れてしまえばすぐにできますよ。
補足ですが、電源コードの長さは約1.9mあります。
続いては、実際の使用についてです。
布団乾燥機の靴乾燥のやり方、時間や臭いは?
くつ乾燥アタッチメントを使えば、雨や洗濯で濡れた靴の乾燥ができますよ。
操作部には「温風」「低温」のどちらかのコースを選択できるようになっています。
靴乾燥のやり方は、基本的には、「温風」「低温」のいずれかのコースを選択して、あと時間を選択して「運転切/入ボタン」を押すだけです。
各コースの使い分けは、
・低温コース … 革・合皮・ビニールぐつなど、熱に弱い靴の乾燥
低温コースがあるので、ドライヤーで乾かすより、革・合皮・ビニールぐつにはいいですね。
注意!革靴(合成皮革含む)を温風乾燥しないでくださいね。
変形や変質の原因になってしまいますから。
必ず、低温コースで乾燥です。
あと、乾燥にかかる時間ですが、
まず、温風コースには、30分・60分・90分・120分の4パターンがあります。
目安としては、
- 温風コースの30分・60分 … 上ばきの乾燥
- 温風コースの90分・120分 … 運動ぐつの乾燥
低温コースには、30分・60分・90分・150分の4パターンがあります。
低温コースは、革・合皮・ビニールぐつなど熱に弱い靴の乾燥に使いますが、革靴だから何分とかではなく、乾き具合をみて調節します。
運転を途中で中止することもできますので。
温風コース、低温コースに共通することですが、湿り具合によっては設定時間内でも乾かない場合もあります。
その時は、もう30分やってみるとか、乾き具合をみて時間を調節するしかないです。
もう乾いたと思えば、途中で運転の中止もできます。
濡れた靴や丸洗いした靴は、あらかじめ布で水気を吸い取っておくと、乾燥時間が短くなりますよ。
- 試してみた!
靴の材質は天然皮革なので、低温コースの30分を選択。
乾燥にかける前に、あらかじめ水気は吸い取っておきました。
30分後、乾燥が終了したので履いてみると、ちゃんと乾いていましたよ。
湿り具合にもよりますが、内部が少し湿っているぐらいだと30分で十分に乾燥でき、良かったです。
臭いについてですが、不快な臭いはありませんでした。
この布団乾燥機の本体には、消臭効果があるフィルターがついています。
実際、臭いが気になるかどうかは、もともとの靴の状態とか、人によって臭いの感じ方も違ってきますので、どうしても臭いが気になるようでしたら、別途消臭スプレーをしておけばいいでしょう。
まとめ
梅雨の時期にはよくあることですが、濡れた靴をなるべく早く乾かしたいですよね。
新聞紙を詰め込むのは手軽ですが、そもそも新聞を購読していないしってこともあるかも…
布団乾燥機には靴用のアタッチメントが付属品でついているものもあります。
布団乾燥機は布団の乾燥で使用する場合、ダニ対策ができたり外干ししづらい花粉の時期もすばやく乾燥できたりと何かと便利です。
加えて靴の乾燥までできるから活躍の場は年中あります。
濡れた靴を早く乾かす方法の1つとして、布団乾燥機の使用もいいですよ。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
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