6月は梅雨入りのシーズンですね。
洗濯物を部屋干しすることも多くなりませんか?
部屋干しすると気になるのが臭い…
部屋干しの臭いを取る方法や臭くならない干し方、おすすめの干し方ってあるの?って気になりますよね。
その辺りのことについて、ここではお話します。
部屋干しする前までについては、こちらからご覧になれます。
⇒【部屋干しの臭いを取る方法 取れないときや洗濯槽の対策も】
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部屋干しの臭いを取る方法 臭くならない干し方のおすすめ
梅雨のような天気もスッキリしないときの部屋干しって、どうしても干す時間が長くなりますよね。
でも、部屋干しのあのいや~な臭いを発生させないためには、なるべく早く乾かすことが大切。
干す時間が長くなってしまうと、菌が増えてしまいますから。
干し方を工夫して、洗濯物を早く乾かすためのおすすめのポイントがあります。
空気の流れがある場所に干す
うちは日当たりが悪いから…って思うかもしれませんが、あきらめなくていいですよ。
湿気って、湿度の低い場所に自然と流れていくんですね。
なので、部屋の日当たりが悪いとか太陽の光が期待できないような部屋で干すときは、湿気の逃げ道をつくればいいんですよ。
大切なのは、湿気の逃げ道を作ってあげて、洗濯物の水分を追い出すこと。
空気の流れがあるような通気のよい場所に干すことがポイントですね。
通気のよい場所っていうのをもう少し具体的にいうと、乾きやすいのはこんな感じの部屋です。
こんな部屋は乾きやすい
- 窓が2か所ある部屋
部屋に窓が2か所あれば、空気の入り口と出口ができますので、通気がよくなります。
なので、部屋の中にたまった湿気を外に出すことができますよね。
これで、湿気の逃げ道ができました。
「え~、窓なんて一つしかないし~」ってこともありますよね。
でも大丈夫ですよ。
もし換気扇があれば、使いましょう。
窓が一つしかなくても、換気扇を使えば、空気の流れを作ることができますので。
あと、窓が一つで換気扇もないって場合でも、このあと扇風機や除湿機などを使った方法もご紹介しますので。
扇風機とか除湿機とか何も使わないときは、窓が2か所ある方が空気の流れができて乾きやすいですよ、っていうことですね。
- 広さのある場所
部屋干しに部屋の広さとか関係あるの?って思いませんか。
じつは、あるんですよ。
なるべく広い部屋が、部屋干しの環境としては理想ではあります。
狭い部屋だと、部屋干しするとすぐに湿度が上がってしまうのですね。
湿度が上がってしまうと、水分の逃げ場がなくなるというわけです。
補足ですが、ここでのお話は通常の部屋干しであって、後でお話しする除湿機の利用になると狭い部屋の方がいいんですね。
なので、広い部屋の方がベターなんだよっていうのは、通常の部屋干しのときです。
あと、2部屋に分けるのも一つの手ですよ。
1部屋に部屋干しする洗濯物が多くなると、部屋の中に湿気がたまりすぎて乾きにくくなることもありますから。
こんな場所は乾きやすい
- 部屋の中央、または窓側
部屋の中央に干すと、洗濯物の水分が四方に逃げやすくなりますよね。
なので、部屋の隅に干すより中央に干すほうが乾きやすくなります。
あと、梅雨の時期ってあまり晴天っていう日は多くないけど、少しでも晴れ間が期待できそうな日は、日の当たる窓側に干しておくのもいいですよ。
温度が高い場所のほうが乾きやすいですから。
- 空気の通り道になるところ
部屋に窓が2か所あるなら両方の窓を少し開けて、その間の空気の通り道に洗濯物を干すようにするといいですよ。
空気の流れができることで、湿気の逃げ道ができますよね。
湿気の逃げ道ができれば、湿気が外に逃げやすくなり、洗濯物の水分を追い出すことができます。
あと、空気の通り道に洗濯物を干しておけば、風が当たるから早く乾くんですよ。
だったら、洗濯物の湿気を外に追い出せるような通気のある場所に干せるのなら、雨の日でも窓を開けるの?って疑問に思いますよね。
雨の日は、雨が降り込まず、空気だけが出入りするぐらいに少しだけ開けてもいいですよ。
空気に触れる干し方をする
これまでは、空気の流れがある場所に干そうってことで、場所のお話をしてきましたが、ここでは干し方についてですね。
洗濯物そのものが空気に触れやすくなるような干し方がおすすめ。
風通しのよい干し方や、空気に触れる部分の表面積を大きくする干し方をすれば、湿った空気がたまりにくくなります。
そして、洗濯物にできるだけ乾いた空気が吹き込むことで、空気中により水分を放出しやすくなるんです。
いくつか干し方をご紹介してみます。
厚手薄手を交互に干そう
服は厚手のものから薄手のものまであるときは、厚手薄手を交互に干すと風の通りがよくなりますよ。
ワイシャツは布が重ならないよう前開き干し
生地が重なっていると乾きにくいのですね。
布の重なりを減らすために、ワイシャツのボタンはいちばん上だけ留めましょう。
いちばん上を留めるのは、すべり落ちないようにするため。
そで口のボタンも外して、えりも立てて干します。
シーツの部屋干しの干し方 バスタオルも同じ
シーツって表面積が大きいですから、広げて干すのが難しいですよね。
広げて干すのが難しいものは、細長くたたんでハンガー3本に渡してみましょう。
そうすると、省スペースで空気にも触れやすくなりますよ。
バスタオルはシーツほど大きくはないですが、シーツと同じようにしてみるといいですよ。
あと、シーツはピンチハンガーにジグザグに干す方法もおすすめ。
コンパクトに干せますし、風も通るので早く乾きますね。
部屋干しでタオルの干し方は
タオルは重なる部分をできるだけ減らして干すと、早く乾きますよ。
タオルとかを干すときって、半分におってハンガーなどにかけがちですよね。
でも、これだと重なる部分が多いですからなかなか乾かない…
タオルは前後の長さをずらして干すと、風に当たる表面積が大きくなり乾きやすくなります。
ハンガーにかけるとき、重なりをできるだけ少なくしたほうがいいので、すべり落ちないようにタオルの端をピンチや洗濯バサミで留めておくといいですよ。
部屋干しでジーンズなどの干し方は
ジーンズなどのパンツ類は裏返して逆さまに干すと乾きが早いですよ。
ジーンズや他のパンツ類にもいえることですが、ポケット周辺って乾きにくいですよね。
裏返して逆さまにし、すその部分を筒状にして、片足ずつピンチハンガーに留めて干すといいです。
この干し方だと、内側に風が通るので乾きやすいってわけ。
ハンガーによる違いはある?
ハンガーの太さによって洗濯物の乾きやすさって違うのかなあとか思いませんか?
乾きやすさは変わってくるんですよ、ハンガーの太さによって。
風の通りがどうなるかってところがポイント。
細い針金ハンガーを使うと、衣類をハンガーにかけたときに前後の布の隙間ってないですよね。
隙間がないから、風が通りにくくなってしまうのです。
だけど、太めのハンガーだったら風通しはどう?
もう想像できたと思いますが、太めのハンガーだと風通しがよくなりますよね。
細い針金ハンガーにくらべれば。
なので、ハンガーも太めのほうが、衣類の生地の厚さにかかわらず乾きやすくなります。
臭いを抑えるコツ
臭いを抑えるための裏ワザ的なコツを簡単にご紹介しておきますね。
乾きにくい部分にはドライヤー
ジーンズなどのパンツ類のウエストや、パーカのフード部分って他とくらべて乾きが悪いこともありますよね。
乾きが悪いときには、ドライヤーが力になります。
10cmぐらい生地から離して、ドライヤーを揺らしながら30秒から1分ぐらい温風を当ててみるだけでも、乾くスピードがアップ。
ハンカチやシャツはアイロンで乾かす
アイロンかけが必要なハンカチやシャツなどの洗濯物は、生乾きぐらいで早めに取り込んで、アイロンで乾かすといいですよ。
早めに取り込むことで、干す時間が短くなりますし、熱に弱い菌の特性を利用して熱の力で除菌ができます。
干す時間が短く、熱の力で除菌もできるので、臭いを防ぐことができるというわけです。
部屋干しで除湿機ないときの代わり
部屋干しするときに除湿機ないしってこともありますよね。
除湿機の代わりに湿気取りや新聞紙で、湿気の逃げ道をつくるのもありです。
除湿機がなくても洗濯物周辺の湿度を下げようと工夫するのは、効果的ですよ。
- 洗濯物をつるしている下に新聞紙を敷いてみる
- 市販の湿気取りシートを洗濯物のあいだにつるしてみる
こういった対策でも洗濯物の水分の逃げ道ができます。
なので、何もしないよりは洗濯物を早く乾かすことが可能に。
早く乾かせれば、臭いの発生を抑えることができますよ。
新聞紙って手軽に湿気取りに役立つアイテムですね。
他にも新聞紙を利用した湿気取りはこちらからご覧になれます。
⇒【梅雨に靴を乾かす 日立布団乾燥機のアタッチメントで靴乾燥のやり方】
部屋干しで扇風機の当て方
部屋干しをするときに、扇風機やサーキュレーターなどを使って洗濯物に風を当てると乾燥時間は短くなりますよ。
風の当て方ですが、
- 下から風を当てる
これがコツですね。
水分は上から下に落ちていくので、洗濯物の下のほうから風を当てるのがいいのですね。
洗濯物の下から風を当てると、洗濯物の中にこもった湿気が押し出されます。
洗濯物の中にこもった湿気を押し出して、乾いた空気と入れ替えることで乾きやすくなるんですよ。
なので、洗濯物に横から風を当てても湿った空気を押し出せないから、あまり意味がありません。
横から風を当てると、風が当たっている面は乾いているけど、反対側の面を触ってみると湿っているってことはありがち…
風を当てるときは、周りの湿った空気を押し出す意識をすることがポイント。
洗濯物の下から風を当てることで、衣類の中の湿った空気を効率よく吹き飛ばしてくれるので、洗濯物が早く乾きますよ、ってことです。
洗濯物の部屋干しは扇風機よりサーキュレーター?
部屋干しするときに風を下から当てればいいよっていうけど、扇風機とサーキュレーターはどっちでもいいの?って思うかもしれませんね。
部屋干しに最適なのは、サーキュレーターのほうです。
サーキュレーターは扇風機よりもまとまった風が出せて集中的に狙えるから部屋干しには最適というわけ。
ただ、サーキュレーターでも首振り機能のついたものは、風が分散してしまうので、洗濯物が乾きにくくなりますよ。
なので、風が吹き抜けるように、首は振らずに直風で当てるほうがいいです。
あと、サーキュレータにしても扇風機にしても風量って強いほうがよく乾くんじゃない?って思いますよね。
でも、実際のところ風量の弱と強で圧倒的な違いとかはないんです。
たしかに強風のほうが多少は早く乾きます。
だけど、湿った空気を乾いた空気と入れ替えるのには弱風でも十分。
風量は弱と強で乾き具合に大きな違いはないですから、どちらでも問題ないですよ。
それよりも、首は振らずに風を下から当てる、これが大事ですね。
部屋干しで除湿機での干し方
除湿機を使う場合は、通常の部屋干しとは違うところがあります。
ポイントは
- 狭い部屋で閉め切って使う
- 狭い部屋で洗濯物の近くに置く
ですね。
まず、狭い部屋で閉め切って使うことについてですが、これは窓やドアを開けていると、除湿器は外の空気の湿気まで取ろうとしますよね。
これって部屋の外の分まで頑張ろうとするから、無駄なパワーを使うことに。
なので、狭い部屋で閉め切ってたほうが無駄なパワーを使わずに済みますよってことです。
浴室や脱衣所なんかで使うのもおすすめ。
あと、洗濯物の近くに置くことについてですが、洗濯物の周辺の湿気を重点的に吸い取ることができますよね。
さらにそれだけではなく、除湿機を洗濯物の近くに置くと送風で乾きやすくなるから効率的なんですよ。
洗濯機の乾燥機能は部屋干しには役に立たない?
洗濯機の乾燥機能って使ってます?
時間がかかるとか、縮みが気になるなどの理由から、使ってないことも多いかもですね。
でも、部屋干しに有効な使い方もあるんですよ。
その有効な使い方っていうのは、
- 短時間だけでもかける
この、控えめな乾燥がじつはおすすめ。
20分間だけでもかけておくと、衣類の水分が減って温度が上がるから、干す時間を大きく短縮することができるんです。
タオルは、乾燥機に向いていますよ。
タオルは乾燥機を使用しても縮みが比較的少ないですから。
梅雨のころだけは短時間でも乾燥機を使って部屋干しの時間を大幅に短縮すれば臭いの発生も防げますよね。
まとめ
梅雨のころは湿度が高いうえ、風や温度の条件もどうしても悪くなりがちです。
干す場所や空気に触れる干し方をするなど工夫すれば洗濯物の乾き方が違ってきますよ。
扇風機やサーキュレーター、除湿機なども上手に活用すれば早く乾かすことができるんです。
部屋干しでは干し方を工夫して、なるべく早く乾かすことが大切ですね。
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